YouTuberの石田拳智さんがいじめを相談し、解決に導いたということでニュースになっていました。
以下は、2022年3月30日のFNNプライムオンラインをYahooニュースにて掲載されていたものを引用。
兵庫・尼崎市の尼崎双星高校。
2021年2月、1人の男子生徒が「いじめを受けている」と、学校に相談した。
しかし、状況は改善されなかったという。
学校側に不信感を持った男子生徒は、人気ユーチューバーに相談。
いじめ問題を解決するため、学校側とのやり取りを公開した動画が話題になった。
この動画は、合計440万回以上再生された。
教育委員会は、第三者委員会を設置して、調査を開始したと発表した。
尼崎市教委いじめ防止生徒指導担当・石本将史課長「学校や市教委ではなくて、ユーチューバーにしか頼らざるを得なかった。そういった状況に追い込んでしまっていた。申し訳なかったと思います」
「超無課金」こと、石田挙智さん(25)「『ユーチューバーにしか頼らざるを得なかった』って発言をされてて、それって違うよね。頼って、頼って、頼ったあげく、僕のところに来ているから、よくそんな軽い発言ができたなって」
動画を投稿したあと、石田さんのもとには、「高校1年生の2月からいじめられ、高校を退学しました」という別の相談が。
相手は、男子生徒と同じ高校の女性生徒だった。
教育委員会は、男子生徒に加えて、この女子生徒のいじめについても、夏ごろまでに報告書をまとめる方針だという。
関西テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b2621a3641d3d7eeb6e8739c32ff3cb4695dbc8
どんなニュースでも偏った情報かも知れない
さて、みなさん。このニュースを見てどう思いましたか。筆者(ユー・カービィ)は、素直に立派だなと思いました。動画を公開した石田拳智さんは「学校・先生方に対しての誹謗中傷はやめて下さい。」とも呼びかけています。大変立派だと思います。
朝日新聞デジタルより引用
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20220221001917.html
ロシアを見て ~情報の偏りの危うさ~
「人のふり見て我がふり直せ。」
人を批判したり、悪く言うのは簡単です。しかし、あなたもロシアのプーチン大統領のように偏った情報ばかりに耳を貸したり考えたりしていませんか。先ほどのニュースも生徒側からの情報であり、ビューアー数や視聴率を稼ぎやすいような表現になっているのに少し注意をしましょう。
あなたが、もし学校の先生の立場ならどう思うか。
先ほどのニュースの見方も、もしあなたが「学校(の先生)側」の立場に立って考えたならば少し違って見えるかもしれません。
※筆者は「いじめがなかった」「いじめはどこにでもあるから気にするな」「いじめられるほうにも問題があるのでは?」などといういじめを容認することを言いたいのではありません。いじめは決して許されない行為であることは言うまでもありません。
本件とは離れますが、実際に学校の先生を貶めるために仕組まれた出来事もあります。少なくとも筆者は教育現場でいじめに関する様々な事例を見てきました。
・子どもが身体的特徴から悪口を言われる「いじめ」
・実際に子どもは学校で困っていないが、親にかまってもらうために大げさに言う「いじめ」(その後、親も子どもの言葉を鵜吞みにしてより一層クラスのトラブルが加速)
・教員から子どもへの「いじめ」
・教員から教員への「いじめ」などです。
今回のニュースを見て筆者が思ったのは、逆側(先生)からの叫びはニュースにならないんだろうなと思いました。
例えば、学校の先生の中にも「あの、保護者。子どもの話も聞かないし、学校の説明も聞いてくれない。メンチ切ってくるような仕草で威圧的ににじりよってくるな。そして『いじめられとるんや!どうしてくれんのや!!おら!!』って言ってくる。俺だってYouTuberに相談してこの保護者晒してやりたいよ。」と、思っている人は結構いるのではないでしょうか。実際に、このような教師を貶めるような異常な事件は実際に起こっています。
書籍 「でっちあげ」新潮文庫 福田ますみ
上に示した書籍に詳しいですが、保護者が子どもを貶めた事件が発生しています。先述したように
・児童、生徒が教師や学校側のいじめ対応を非難する。
ことが取りざたされても、
・学校、先生が子どもや保護者の理不尽なクレームに反撃する。
ことは、ほとんどできません。実際にやるならば、それこそ問題になり教師や学校側が損をするか職を辞するかになるからです。
そんなわけで、筆者は「このニュースは学校(先生)側からの想像力もはたらかせて見て欲しいな。」と思ったわけです。
偏った情報はウクライナに侵攻を続けるロシアのようです。いじめのニュース一つとっても、一方的な正義感を振りかざすのではなく、報道できない事柄があるのではないかと想像力を掻き立ててほしいのです。


コメント
コメントを投稿